予防歯科・メインテナンス|義歯・入れ歯・インプラントなら 京都の歯医者 なかい歯科

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予防歯科
・メインテナンスPREVENTION MAITENANCE

予防歯科とは

予防歯科とは

虫歯や歯周病に「なってから」通院するのではなく「なる前に」通院し、お口の健康を維持することを予防歯科といいます。予防歯科はご自宅で行なうホームケアと、歯科医院で受けるプロフェッショナルケアの両輪によって成り立ちます。患者さまとの二人三脚で、徹底した虫歯・歯周病の予防を進めたいと考えています。

虫歯や歯周病の予防と管理

虫歯や歯周病の予防と管理 BEFORE 虫歯や歯周病の予防と管理 AFTER

虫歯も歯周病も予防できる疾患です。
2005年に行なわれた全国2,000あまりの歯科医院を対象とした調査によると、抜歯しなければならない原因は、歯周病(42%)、次に虫歯(32%)、そのほか、歯根破折(11%)、矯正歯科治療(1%)、そのほかと続きます。
また、比較的若い世代では、虫歯のために抜歯する人が多く、中高年では歯周病のために抜歯する割合が高くなりました。

虫歯は多因性疾患です。関わっている因子は大きく3つのグループ(宿主、細菌、食物)に分けられます。
リスクファクターはそれぞれが複雑に相互作用し、その程度も個々人で異なります。虫歯を予防するには、セルフケアとしての歯磨きだけでなく、食生活の良好な習慣も大切になります。

また、歯科医院で定期的な診査を受けることも重要です。プロケアによる専門器具を使った虫歯の好発部位の清掃、セルフケアの指導、フッ化物塗布、シーラントなどを受けることで、虫歯の発生リスクを大きく抑えることができます。

セルフケアとプロフェッショナルケアの違い

歯周病治療の決め手は、バイオフィルムの管理です。
歯周病は早期発見し、その根本原因である細菌をほかの因子によるリスクに合わせてコントロール(管理)すれば、確実に予防ができる病気です。
細菌はバイオフィルムという形態で歯面に強固に付着しているために、抗生物質では対処できません。物理的に、定期的に除去することが大切です。
歯面の細菌を完全に除去することは不可能ですが、そこまでする必要はありません。
生物学的に許容される範囲で取り除けば、30年以上歯周病が発症、進行しないという結果が出ています。バイオフィルムのコントロールの秘訣は、適切なセルフケアとプロフェッショナルケアを両輪で行なうことです。

まず、歯科医院で十分な診査を行ない、炎症があるところのバイオフィルムを、定期的に除去する必要があります。また、初期治療時に、セルフケアで歯面のバイオフィルムの付着が20%以下となることを目指すことで、コントロールが可能となります。
歯周病のリスクも虫歯のリスクも、同様に個人差があります。個々のリスクに応じたメインテナンス間隔でプロケアを受けることで、重篤な状態にならないうちに早期発見でき、予防・管理が可能になります。

メインテナンスとSPT

メインテナンスとSPT 1

SPT(Supportive Periodontal Treatment)は、メインテナンス治療と本来は同義であったのですが、日本の歯科保険治療の中では別のものと捉える形で体系化されています。
日本では、歯周治療を行なったあと、完全に治癒してなくても、定期的なケアでコントロールしていくことにより、歯周病の進行を遅らせることが可能となる場合をSPT(歯周病安定期治療)と定義しています。

しかし、同義として伝えられることもあり、基本的には歯周治療を行なったあと、その治療効果を持続的・長期的に維持するためには、定期的な専門家のケアや診査が必要となります。両者はそれを示す言葉となります。本サイトでは、メインテナンスと記します。

予防・メインテナンス
で行う治療

予防・メインテナンスで行う治療

予防・メインテナンスの効果

日本人中高年を対象に「メインテナンスを受ける習慣の有無による、歯を喪失する数の比較」という研究があります。
その結果は、
●メインテナンスの習慣を持たない場合…10年間に平均5本の歯を失う
●定期的なメインテナンスを受けている場合…10年間に0.5本だけ歯を失う
となりました。

この調査結果より、専門家による定期的な口腔衛生指導を含むメインテナンスプログラムを受けることで、歯周疾患や虫歯を予防できることがわかります。
また、メインテナンスが、患者さまご自身の良好なセルフケア習慣にも役立つことがわかりました。

歯科医院から長い間離れてしまうと、自己流の歯磨き習慣に戻りがちです。定期的に歯科医院でメインテナンスを受けることは、モチベーション維持のためにも効果があると考えられています。

PMTC

予防歯科の基本は、患者さまがご自宅で行なうホームケアです。丁寧で正しい歯磨きができれば、歯の多くの汚れを取ることができます。
しかし、どれだけしっかり磨いても、歯間、歯と歯肉の間など磨きづらいところには汚れが残ってしまいます。

また、気づかぬうちにかたまりとなった細菌も、簡単には落とすことができません。
そこで活躍するのがPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)です。これはホームケアと違い、歯科医院で専門の器具を使いクリーニングするものとなります。

PMTCを受けることで、虫歯や歯周病にかかるリスクを大幅に減少させることができますので「歯は痛くないな」と思っていても、予防のために定期的に通院されることをおすすめします。

バイオフィルム・歯石除去

バイオフィルムは、歯周病の原因菌の集合体からなる歯の汚れです。
バイオフィルムを放置してしまうと歯周病が進行してしまうため、ご家庭での歯磨きでバイオフィルムを取り除くことが、予防の大前提となります。

しかし、PMTCの項目でも書いたように、ホームケアだけでは落としきれない汚れが出てしまいます。そうなると、バイオフィルムは石灰化し、石のように固くなって歯に付着します。これを歯石といいます。
歯石は表面がデコボコしているためさらにバイオフィルムがつきやすい環境をつくり、歯肉の炎症を招きます。

歯石が歯の根にまでおよぶと、外科的手術をしなければ除去できない場合も出てきます。

バイオフィルムや歯石は、早期発見で取り除くことができますので、受診された際には、歯石ができていないかしっかりチェックしていきます。

フッ素塗布

フッ素は、虫歯予防のためにさまざまな働きをします。歯磨きで落としきれない虫歯や歯周病の原因菌の機能を弱め、プラークが作る酸を抑えます。そのほか、歯を補うカルシウムやリンの再石灰化の促進、さらには歯質の強化、といった効果を生み出します。
家庭用として販売されている歯磨剤の中には「フッ素入り」をうたう商品もありますが、歯科医院では市販のものよりずっと高濃度のフッ素を歯に塗布することができます。

また、フッ素は一度に多く塗るのではなく、定期的に塗っていくことで予防の効果を最大限に引き出すことができます。

インプラントのメインテナンス

インプラントのメインテナンス

当医院でインプラント治療を受けた方には、治療後は必ず定期的なメインテナンスを受診いただくようご説明しています。転院してこられた場合も同様です。当医院では、インプラントの材質や構造に対応した最新の器材を使い、メインテナンスを行なっております。
インプラントを埋入されて上部構造を装着された方は、入れてしまえばなにもしなくても大丈夫と思われているかもしれません。

しかし、インプラント周囲粘膜炎およびインプラント周囲炎と表記される感染は、この数年広く認知されております。インプラント周囲粘膜炎(インプラント周囲粘膜に限局した炎症病変)をそのままにしておくと、インプラント周囲炎(歯槽骨吸収にまで波及した病変)に進行していきます。
そこまで進行すると、残念ながらいまのところ、確実な治療法は確立されておりません。
その進行は天然の歯に比べて急性であり、早期発見での介入治療の方が優位であるとの報告もあります。
そこで、定期的にインプラント周囲の変化を見逃さず、なにかあれば早期発見、早期治療ということが大変重要になります。メインテナンスは自費(詳細はご説明いたします)となりますが、快適な口腔内環境を維持するためにも受診されることをおすすめします。

※当医院でインプラント治療を受けた方は、上部構造装着後1年間のみ、インプラント部位に関してのメインテナンス料を無償とさせていただきます。

治療の流れ

問診 コミュニケーション
最初に、来院時の状況をお聞きします。口腔内の変化以外にも、服薬の変化、生活環境の変化などについてお話しいただきます。 主訴がある場合は、詳しく聴集させていただきます。
問診  コミュニケーション
口腔内診査
歯周組織検査(歯周ポケットの測定、出血の有無、動揺度ほか)、虫歯の有無、歯石付着状態、他口腔内の診査を行ないます。プラークの付着状態は、染め出しを使用して診査を行なうこともあります。
そこでなにか問題があれば、詳しい検査、レントゲン撮影などを行ないます。
口腔内診査
口腔衛生指導・生活習慣の指導 コミュニケーション
主に、口腔内のケア(歯磨きなど)に関して、リスクに応じた指導をしたり、一緒に磨いたりさせていただきます。ケア用品に関してもアドバイスさせていただきます。
また、虫歯や歯周病のリスクのある方、生活環境の変化がある方、ほか口腔内の変化がある方に、必要に応じてお話をさせていただきます。
口腔衛生指導・生活習慣の指導 コミュニケーション
口腔内写真・レントゲン写真撮影
口腔内の変化の観察や記録のために、必要に応じて口腔内の写真を撮影します。また、1年に1回くらいレントゲン写真を撮影し、視診だけでなく、歯周病の状態や虫歯、根尖の状態などを確認させていただきます。
口腔内写真・レントゲン写真撮影
クリーニング プロフェッショナルケア
(1)バイオフィルム・歯石などの除去
(1)バイオフィルム・歯石などの除去 1(1)バイオフィルム・歯石などの除去 2

バイオフィルムや歯石を、診査をもとに除去していきます。その際、できるだけ不快にならないよう患者さまに応じた機械を使用して施術いたします。例えば、口呼吸のため注水量が多い機械が苦手な方には、手用の器具を中心にします。知覚過敏の症状が強く歯石の付着が少ない方の場合は、超音波の機械を控えて、別の機械を使用します。

また、できるだけ侵襲の少ない施術(MI)を考え、最新の器材を使用します。口腔内にインプラントやほてつ物が入っている患者さまにも、安心してクリーニングを受けていただけます。

定期的に受診することで、ご自身ではどうしてもケアが難しいところ(歯と歯が隣接している狭い部分、被せものがつながっていて歯肉との間が狭い部分など)のケアを専門的な器材で行なうことで、虫歯や歯周病を予防・早期発見することが可能となります。

(2)PMTC(トリートメントケア)
(2)PMTC(トリートメントケア)

必要であれば、バイオフィルム除去と同時に歯の外来性の着色も除去します。また、必要に応じて、クリーニングの最後に歯面の細かい傷の修復、また良好な状態を維持するためにトリートメントケアを行なっています。

具体的には、トリートメントペーストを用いて、小さなハンドピースの先にソフトなラバーカップをつけ、歯肉を傷つけないよう低速でやさしく磨いていきます。
この処置は歯の表面がツルツルして気持ちいいだけでなく、汚れや着色をつきにくくし、トリートメント剤によって歯と同じ成分を補給します。

(3)フッ素塗布

フッ素には虫歯を予防する作用があります。リスクの高い方や根面が露出されている方を中心に、ご自宅用の歯磨剤より高濃度の塗布剤を使い、リスク部位をコーティングします。
フッ素塗布は基本的に歯科衛生士が行ないますが、入れ歯の調整や噛み合わせの調整などが必要な場合、歯科医師が処置に加わる場合もあります。