口腔顔面痛専門医は、上記のような複雑な口腔顔面領域の痛みの診断、治療、リハビリテーション、および予防に関して、高度な知識と実力を備えた専門家です。
専門医の役割
· 総合的な診断: 痛みはガンなどの重大な疾患の症状である可能性も否定できないため、まずこれらの鑑別を正確に行います。その上で、痛みの性質やパターン、発症の背景など、多角的な情報を統合して痛みの真の原因を特定します。
· 専門的な治療計画: 痛みの原因に応じて、薬物療法、理学療法、スプリント(マウスピース)療法、心理療法など、様々な治療法を組み合わせて個別化された治療計画を立案・実施します。
· 連携と相談役: 痛みが歯科以外の要因、例えば神経内科、心療内科、耳鼻咽喉科などと関連する場合、他の医師や医療提供者と連携を取り、患者さんにとって最善の治療を進める相談役を担います。
専門医制度について
日本においては、一般社団法人歯科専門医機構が認定する専門医制度の一つである、一般社団法人日本口腔顔面痛学会が、口腔顔面痛に関する学術研究の推進と専門医の育成を行っており、「口腔顔面痛専門医」「指導医」「認定医」といった資格を定めています。これらの資格は、定められた研修施設での経験や、学術活動への参加、試験などを経て認定されます。
院長中居伸行は、「口腔顔面痛専門医・指導医」として、一般的な歯科治療では改善が難しい、あるいは原因が特定できなかった顔や口の慢性的な痛みに対して、専門的な視点からアプローチし、患者さんのQOL(生活の質)の改善を目指します。