投稿日2020.10.10
講演セミナーseminar
こんにちは。
なかい歯科 衛生士の梅田です。
あんなに暑かった夏が懐かしいくらいに、すっかり肌寒くなりましたね。
今年はコロナのせいで、例年以上に日が経つのが早く感じます。
もうインフルエンザの予防接種も始まりました。
日々感染対策をしながら生活していますが、インフルエンザの流行はやはり怖いですね。
その感染対策の1つであるマスクですが、皆様はマスクをしている間も、お口を閉じて鼻で呼吸をしていますか?
マスクの中で、お口を開けて口呼吸をしている方が結構いらっしゃるようです。
人間は元々、鼻で呼吸をします。
鼻には天然のフィルターと言われる鼻毛があり、ウイルスやバイ菌をブロックしてくれます。
そして鼻の中を空気が通過する際に、適切な温度に加温、加湿されて肺に循環されるのです。
ですが、口呼吸の場合はウイルスやバイ菌がダイレクトに体内に取り込まれるので、特にこれからのインフルエンザの流行時には感染しやすくなるのです。
今はほとんどの方が外出時にはマスクをされると思いますので、コロナウイルス同様にインフルエンザウイルスもある程度は予防できるかもしれません。
ですが、マスクによっては花粉はブロックできても、ウイルスは通してしまう物もありますのでご注意ください。
そして歯科の観点からも注意して頂きたい事があります。
例えマスクをしていても、口呼吸をしているとお口の中が乾燥するので、口臭の原因や、虫歯菌が繁殖しやすくなります。
鼻呼吸は全身の健康の第一歩です。
もしも口呼吸になっていらっしゃる方は、健診の際にご相談ください。
京都の歯医者 なかい歯科