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IADR ロンドン学会|京都の歯医者

講演セミナーseminar

投稿日2018.08.20

IADR ロンドン学会

こんにちは。なかい歯科 義歯インプラントほてつ研究所 院長の中居です。

災害級の暑い最中、1週間ほどロンドンに行って来ました。

 

今年のロンドンは暑いというものの、日中でも30度なるかならないかといった程度で、京都に慣れた体にはとてもやさしい気候で心身共にリラックスできました。

 

目と鼻の先にはハイドパークという大きい公園がありました。中学の時、(oftenをおふとぅんと発音するような)頑迷なイギリス英語の老教師に「ハイドパークにはスピーカーズコーナーというところがあってそこでは誰もが好きにスピーチをする」というテキストの内容を詳しく解説されたのをふと思い出しました。なぜそこだけ力説していたのか今となっては分かりません。実際は中学生の想像とは全く違う何の変哲も無い公園の片隅でしたが、早朝の誰もいない異国の公園の特異点に40年後立っていると「おふとぅん」というその教師のこととこの偶然に妙なおかしみを感じました。

 

ロンドンへはIADRという国際歯科研究会の老年歯科に関するシンポジウムに出席するために行ってきましたが、今回は特に私が研究、論文作成中の内容と同様の研究をしている研究者も来られました。こんなに世界は広いのに、研究のある一つのトピックに関して言えば、共通言語で話せる人は数える程しかいないということ、そして自分もその言葉を話す(話したい人?であることに驚きとある種の誇りを感じますし、だから、遠いところまで赴く価値もあるというものです。

 

会場はこれまた20年前イギリス留学で最初に診療許可証をもらいに恐る恐る行った英国歯科医師会という偶然。邂逅を味わいつつ、しっかり収穫をしてきました。

 

後日談

実はそもそも小規模の集まりで当初申し込み段階で定員オーバー、入場はやんわりとお断りされていた。つまり入場券なしで渡英した訳でかなり無茶だ。。。しかし、当日現場に押しかけ「いろんなことをして」なんとか入れてもらえた()。私は学生によく言うが「本気で挑めばなんとかなる。ならないのは本気ではないから」と。今回もそのことを実証できた()


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