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親知らずについて|京都の歯医者

講演セミナーseminar

投稿日2019.04.22

親知らずについて

こんにちは。
なかい歯科 義歯インプラント研究所 歯科医師の城下です。
もうそろそろ平成も終わろうとしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。新しい元号に慣れるまで、自分は少し時間がかかりそうな気がしています。
さて、今回ブログを担当させていただくにあたり何について書こうか考えていたのですが、よく質問のある親知らずについて自分の体験談を交えて書こうと思います。
親知らずについてのよくある質問とは、「今すぐ抜歯した方が良いのか」という内容です。例えば、親知らずに大きな虫歯があって痛みが出ている場合や、親知らずの周りの歯茎が腫れて痛みが出ている場合は、その親知らずを残しておいても痛みは治らないので抜歯するしかありません。自分は大学生の時、上左右の親知らずの周りの歯茎が腫れて痛みが出た時がありましたが、抜歯するのが怖かったので痛み止めを飲んで、ひたすら我慢していました。しかし、とうとう我慢できずに抜歯することを決断しました。抜歯した親知らずを見てみると、表面は黒く、虫歯になっていました。幸い一つ手前の歯に悪影響は出ていなかったのですが、もっと早く抜歯しておけば良かったと思いました。
親知らずが生えているものの痛みや症状、虫歯が全くないという場合もあります。この場合無理に抜かなくても良いんじゃないか、と思われる方が多いと思います。確かにしっかり生えていて、しっかり噛み合っている親知らずであれば無理に抜歯する必要のないこともあります。しかし、多くの場合は不規則な方向に生えていて、今は問題なくても今後虫歯になったり痛み出したりすることがあります。痛くなってからだと麻酔が効きにくく治療に時間がかかってしまうので、痛くなる前に抜歯することをオススメします。不規則な方向に生えている親知らずがなくなることで、一つ手前の歯が磨きやすくなるというメリットもあります。
もし抜歯しようか迷っている方がおられたら、このブログを参考に考えていただければ幸いです。それでもどうしようか、と迷う方がおられたら一度ご相談ください。お待ちしております。

           京都の歯医者 なかい歯科