投稿日2020.02.07
講演セミナーseminar
こんにちは、なかい歯科義歯インプラントほてつ研究所 歯科衛生士の横谷です。
お久しぶりです。新年明けまして、あっという間に1月も終わり、世間はインフルエンザやコロナウイルスで大変ですが
いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は寒くて水道水が冷たい時などによくみられる症状の一つ知覚過敏についてお話させていただきます!
歯に症状を感じる状況は様々で程度や状態もそれぞれ違うと思います。
知覚過敏の症状は、歯の内側にあるやわらかい「象牙質」が露出してしまうことで発生します。象牙質は歯のエナメル質の内側にある組織です。象牙質には無数の象牙細管が歯の中心に向かって伸びています。象牙質がむき出しになると、外部からの刺激(冷たい飲み物、ブラッシングなど)が象牙細管を通って歯の内側の神経に伝わり、結果として瞬間的に鋭い痛みを感じるようになります。これが知覚過敏症状の痛みの特徴です。知覚過敏症状は主に、酸蝕歯や歯ぎしりなどでエナメル質が磨耗してしまうことと、歯ぐきが後退することの2つの原因により起こります。症状の程度によって対応がかわってきますが、ホームケアとして当院では知覚過敏の方用に、歯磨剤を販売しております。「メルサージュヒスケア」という商品で、この商品には知覚過敏症状を防ぐ2つの成分が配合されております。歯の神経の周りで痛み(刺激)の伝達をブロックする「硝酸カリウム」と開口した象牙細管を防ぎ刺激をブロックする「乳酸アルミニウム」という成分です。また、虫歯予防のフッ素も1450ppm配合されております。ご興味がある方は、スタッフまでお声がけください。
メインテナンスの際、何か気になることがあれば担当歯科衛生士にお伝えください。
立春とは名ばかりでまだまだ寒い日が続いておりますので、皆さんお身体に気をつけてお過ごしください。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
京都の歯医者 なかい歯科