投稿日2020.07.18
講演セミナーseminar
こんにちは。
なかい歯科 義歯インプラント研究所 衛生士の梅田です。
蒸し暑い毎日が続きますが、いかがお過ごしですか?
さて今日はTCHについて書こうと思います。
TCHとは…
T : Tooth (歯列)
C : Contacting (接触)
H : Habit (癖)
歯列接触癖の事です。
今このブログを読んでくださっている皆様、お口の中で上下の歯は接触していますか?
それとも接触していませんか?
上体を起こして、顎の力を抜いて唇を閉じた状態では、通常上下の歯は噛んでおらず、2〜3ミリの隙間があります。
これを安静位空隙と言います。
しかし安静位空隙がなく、いつも上下の歯が接触している状態の方がいらっしゃいますし、中にはそれが当たり前で、噛み合わせているものだと思っていらっしゃる方も多いのです。
そしてこの状態は、ご自身では力が掛かっているご自覚がありません。
ですが!
この状態は長時間継続して微弱な力が掛かっているのです!
その為にいろいろな影響が出てくるのです!
例えば歯茎が下がったり、知覚過敏という、虫歯ではないのに冷たい物で歯がしみる症状が出てくる事があります。
知覚過敏については、以前当院のチーフ衛生士の横谷がブログに書いていますので、併せてお読みになってください。
くいしばりや歯ぎしりとはまた違うこのTCHについて、気になる方はいつでもご相談ください。
それでは皆様、お口も体も健康に、暑い夏を乗り越えましょう。
ご来院をお待ちしております。
京都の歯医者 なかい歯科